「英語学習で失敗したくない...」
「他の人がどんな失敗をしたのか知りたい...」
このような方に向けて、本記事では筆者の英語学習の失敗談を紹介します。
これを読めば、英語学習における失敗のリスクを大幅に減らすことができます。
英語は学習方を間違えると多くの時間を浪費しますし、最悪の場合は挫折してしまうことも...。
そんな英語学習の落とし穴を、たった10分で回避できたら嬉しいですよね?
英語初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
8年の英語学習で痛感!初心者が絶対に避けるべき7つの落とし穴
発音の勉強を最初にしなかった
英語の勉強を発音から始めなかったのは、大きな失敗の一つでした。
発音を学ばずに英語を勉強すると、テキストの英語を自己流で読み上げることになります。
たとえば、「Label」をそのまま「ラベル」と読んでしまうなどです。
こうすると当然、英単語の発音を間違えて覚えてしまいます。
今思い返せばおかしな話ですが、取り組んでいる最中は文法や単語を覚えることに必死で、発音の重要性に気がつきませんでした。
一度間違って覚えてしまうと後で修正するのが大変なので、発音には最初から気を付けましょう。
テキストを買いすぎた
テキストを買いすぎたのは大きな間違いの1つでした。
特に、文法のテキストは内容自体がほとんど同じなので、本当にお金の無駄だと思いました。
結論だけ言うと、文法は「キク英文法」に載っている212項目さえ学んでおけば十分です。
英単語に関しても、複数冊買うと掲載されている単語の重複が発生してしまい、これまた時間とお金の無駄になります。
現在であれば「英単語アプリ mikan」で無料で手軽に勉強できるので、こちらが断然おすすめです。
ただし、英単語の勉強をする際には英作文をしながら取り組むことをおすすめします(以下の項目で詳しく解説)。
グーグル翻訳を活用しなかった
グーグル翻訳とは、無料でつかえる多言語対応の翻訳ツールで、音声も聞くことができる優れものです。
こんな便利なツールがあるにも関わらず私は、『機械に頼ると自分の力にならない』という思い込みから、使用せずにいました。
その結果、無理して英作文の練習をしたため、文法ミスに気づけなかったり、1文を作るのに何十分もかけたりと、かなりの時間を無駄にしてしまいました。
実際には、日本語で考えた文をグーグル翻訳で英訳し、音声を聞いて発音をマネするだけ でも、十分な学習効果があります!
たとえば、「今日は早く寝るつもり」と言いたい場合、
➡ 日本語で考える:「今日は早く寝るつもり」
➡ グーグル翻訳で英訳:「I'm going to bed early today.」
➡ 音声を聞く:「アイム ゴーイング トゥ ベッド アーリー トゥデイ」
➡ 発音をマネする(できれば録音して確認)
こうすることで、英作文・リスニング・スピーキングを同時に鍛えられます!
この方法なら、誰でも簡単に無料で実践できるので、ぜひ試してみてください!
英作文をせずに文法の勉強をした
英文法のテキストを単に読み流すだけの勉強をしたのは間違いでした。
なぜなら、英語の知識はつくものの英語力は伸びないからです。
たとえば、自転車の乗り方を学んでも、実際に乗る練習をしないと、乗れるようにならないのと同じです。
そのため、英文法を学ぶ際には、作文も同時にやりましょう。
英作文とはいっても、慣れるまではテキストの例文の単語を置き換えるだけでOK!
例としては、「I play baseball」を「I like baseball」のように動詞のみを変えるなどです。
グーグル翻訳やチャットGPTなどのツールで英作文をすると非常に簡単なので活用しましょう。
英単語の暗記に時間をかけすぎた
英単語の暗記に時間をかけすぎたのは今でも後悔しています。
そもそも、「暗記すること自体」を目的にした勉強が間違いでした。
私の場合は「英単語1万語暗記」を目指して約2年間ほど英単語の学習だけに集中しましたが、結局すべてを暗記できずに挫折してしまいました。
なぜなら、普段使わない単語は自然と忘れてしまうからです。
そのため、英単語の勉強をする際には、まずは日常で使う簡単な英単語で英作文の練習をするのがおすすめです。
英単語を覚えようとするのではなく、「英語を使いこなすこと」を目標にしたほうが、結果として単語も覚えやすくなります。
なお、英単語の学習には「英単語アプリ mikan」 を、英作文には「グーグル翻訳」 を使うと良いでしょう。
どちらも無料で使いやすいので、ぜひ試してみてください。
リスニングの難しさに気づくのが遅かった
英語で一番難しいのはリスニングです。
私の英語学習がムダに長期化してしまった大きな原因の1つは、このことに気づくのが遅かったことです。
気づいたきっかけは、オンライン英会話に挑戦したときに、外国人先生の発音が速すぎてほとんど聞き取れなかったことです。
そこで、海外の映画やドラマでリスニングの練習を始めたのですが、ここに英語最大の罠がありました。
それは、英語のネイティブスピーカーの発音は早いし、変化しているし、地域や人によって異なるということです。
文法や単語の勉強が「跳び箱」だとすれば、リスニングの難易度は「フルマラソン」並みと言っても過言ではありません。
そのため、英語学習のプランを立てる際には、リスニング練習の期間を多めに確保することをおすすめします!
練習せずにオンライン英会話に挑戦した
私のトラウマ級の失敗は、文法と英単語を覚えた段階ですぐにオンライン英会話に挑戦したことです。
リスニングやスピーキングの練習をしないで挑戦したために、かなり悪戦苦闘しました。
スピーキングは思うように話せずストレスですし、リスニングは先生の発音が速すぎて聞き取れません。
この体験を基に私は英語学習の内容を、英作文・スピーキング・リスニングなど実践重視のやり方に一新しました。
もし私がオンライン英会話に挑戦していなかったら、インプット重視の勉強でもっと多くの時間を消耗していたかもしれません。
そのため、これから英語を学ぶ方には実践的な英語学習を重視することをおすすめします。
まとめ
本記事では、私の英語における失敗談を7つ紹介しました。
重要なポイントを整理すると、次のようになります。
- 英語は発音の練習から始める
- 英文法は「キク英文法」の212項目で十分
- 英単語は暗記するのではなく、使いこなす
- デジタルツールを活用する(グーグル翻訳・英単語アプリ mikanなど)
- 英作文・スピーキング・リスニングを重視した勉強をする
これらを意識すれば、私と同じような失敗はせずに済むと思います。
英語学習は、やり方次第で大きく結果が変わりますので、ぜひ参考にしてください。
今回の記事が、皆さんの英語学習のヒントになれば嬉しいです!